
ウェルスナビは円高の時に始めた方がいいのではないか?と思っている方もたくさんいると思います。
そんな方のために、ウェルスナビへの入金タイミングはいつがいいのかについて解説していきたいと思います。
ウェルスナビは円高の時に入金すべき?
ロボアドバイザーのウェルスナビですが、ドル建てのETFを購入して運用していくことになるので、なるべく円高の時に入金した方が利益が出やすいのではないか?と思われると思います。
その問いに対しては、半分正解で半分不正解と言えます。
もちろん円高のときに入金してETFを買い付けた方がお得になるのは間違いないです。
円高の時に海外旅行に行くとお得になるのと同じ原理ですね。円高の場合は少ない円で多くのドルに変えることができるからです。
- 1ドル100円の場合(円高) → 1万円で100ドル分買える
- 1ドル200円の場合(円安) → 1万円で50ドル分しか買えない
もし過去と比べてもかつてないぐらいの円高だと判断できる場合は、絶好の始めどきだと言えます。
将来の為替の動きは予測できない
では、なぜ半分不正解かというと、これから為替市場がどう動くか予測するのは専門家でもむずかしいからです。
しばらく円高(円安)傾向だと思っていても、自然災害や選挙の結果、紛争などにより突然状況が変わったりもします。
つまり、その時が円高か円安かというのは後になってみないとわからないということです。
結果的にいつ始めるのがいいかはわからないので、始めるなら早く始めてしまった方がよいです。
いいタイミングを逃す可能性あり

人間の心理は面白いもので、価格が下がってるときは「まだもう少し下がるだろう」と思ってたらいつの間にか価格が上がって買い時を逃したり、価格が上がってるときは「そろそろ反転して下がるだろう」と思ってたらそのまま上がっていってしまい買い時を逃すということがよくあります。
買い時を逃さないためにも、思い立った時が買い時ですね。
ウェルスナビは長期投資が前提
ウェルスナビなどのロボアドバイザーは長期投資を行うことが前提となります。
長期で運用した場合に利益が出やすい仕組みになっているので、将来の資産形成のために利用するのがもっともいい使い方です。
長期で運用すればするほど、始めたタイミングによる影響が少なくなってくるので、始めると決めたなら早く始めてしまうのがよいでしょう。
積立すればさらに効果的
ウェルスナビでは自動積立ができるので、積立をすればさらに入金(購入)のタイミングの影響が少なくなってきます。
毎月積立をすると、ドルコスト平均法により購入単価が平準化され、購入時期による影響も少なくなります。

ドルコスト平均法とは、毎月一定額を投資することで、価格が高いときには少なく買い、安いときには多く買う手法です。
毎月定期的に買い付けを行うことで、購入するタイミングを自分で考えなくていいので、いちいち得をした損をしたという感情が生まれないので、ストレスもなく気づいたらお金が貯まっていたという状況になりやすいです。
世界的な経済が右肩上がりであれば、ドルコスト平均法による積立効果が大きく効いてきますよ。
ウェルスナビを始める際は、ぜひ積立も検討してみてください。
まとめ
ウェルスナビは短期投資で利益を稼ぐというよりは、長期投資で資産をじっくり育てていくサービスです。
少額でもいいので、タイミングは気にせず、まずは始めてみるということが大切です。