
ロボアドバイザーのウェルスナビ(WealthNavi)で資産運用しています。
(2017年2月から初期投資30万円+自動積立月1万円の運用です。)
1年以上運用してみて、定期的に分配金がもらえることが分かりました。
そして分配金がいつどのくらい入金されるのかが分かったので、解説します。
分配金が入金される周期
分配金はいつ分配されるのかは、公式サイトの「よくあるご質問」に回答がありました。
・分配金はいつ分配されるのでしょうか? – よくあるご質問 (WealthNavi)
それによると、ETFの種類により毎月分配されるETFと、3ヶ月に一度分配されるETFがあります。
また、分配はあくまで予定であり、分配金が発生しない場合や、分配の時期が変更となる場合もあります。
とのことです。
下の表に各ETFの分配時期をまとめました。
ETF銘柄 | 分配周期 |
---|---|
|
毎月 |
|
3ヶ月ごと (3月、6月、9月、12月) |
|
なし |
分配金はどこに入金される?
分配があった場合、分配金は資産の現金部分に入金されます。
実際の分配日
実際の分配日は月末または月初になることが多いようです。
2018年6月の例でいうと、以下のような日付で分配されました。
6月8日 : AGG
6月28日 : VTI, VEA, VWO
7月3日 : IYR
IYRは次の月の月初にずれ込むようです。
また、分配されたときには、「外国利金分配償還配当のお知らせ」というメールがきます。
メニューの「取引履歴」からも確認ができます。
実際の分配金額
2017年4月〜6月の3ヶ月間で実際に分配された金額(税引後)を見てみます。
4月
米国債券(AGG) 70円
5月
米国債券(AGG) 77円
6月
米国債券(AGG) 74円
米国株(VTI) 413円
日欧株(VEA) 771円
新興国株(VWO) 142円
不動産(IYR) 116円
(IYRの分配は7月の始めにずれこんでましたが、6月分としました)
合計 1,663円
>> 関連記事 : 最新のウェルスナビの分配金の状況(運用実績)はこちら
手数料
2017年4月〜6月の3ヶ月間の手数料は以下の通りでした。
4月 282円
5月 278円
6月 305円
合計 865円
スクリーンショット
いちおう6月分だけ、分配金と手数料のスクリーンショットを貼っておきます。




分配金で手数料がまかなえるか?
上記の通り、3ヶ月間の分配金が1,663円、手数料が865円だったので、分配金で手数料がまかなえるという結果になりました。
ただ、分配金の金額はポートフォリオの構成によっても違ってきますし、各ETFの運用実績によっても変わってくるので、一概には言えないと思います。
2017年4月始め〜6月末の資産額はだいたい308,000円〜350,000円を推移していました。
毎月1万円の積立をしていて、元本金額は4月1日時点で31万円、6月1日時点で33万円でした。
分配金の額が手数料の約2倍で、手数料が年率1%なので、分配金は年率に直すと約2%ということになるでしょうか。
この結果から見ると、長く運用すればするほど少しずつ資産が増えていく可能性が高いので、始めるなら早く始めた方がよさそうですね。
分配金の再投資のタイミング
ウェルスナビでは現金部分が「1,000円と約3ヶ月分の手数料」以上(目安)になった場合に、自動的にETFに再投資されます。
再投資することで複利効果が得られますね。
初期投資のみだと、分配金が再投資されるまで時間がかかりますが、積立投資をすれば分配金と合わせて再投資されるので効率的です。
まとめ
ウェルスナビ(WealthNavi)の分配金は、毎月もらえるETFと3ヶ月に一度もらえるETFがあり、金額は年率2%程度という結果になりました。
これは、ポートフォリオの構成によっても変わってきますし、ETFの運用状況によっても変わってきます。
とりあえず、この3ヶ月の結果だけ見ると、よい結果だと言えるでしょう。
自動で資産運用してくれて、分配金も毎月もらえる「ウェルスナビ」に興味がある方は、ぜひ登録してみてください。