ロボアドバイザーの「THEO(テオ)」が2017年8月24日にフルモデルチェンジを行い、最低投資額が1万円からとなりました。
・THEO [テオ]、フルモデルチェンジ | お金のデザイン
https://www.money-design.com/news/2017-08-07
フルモデルチェンジの内容
フルモデルチェンジでの主な変更点は、3つあります。
1. 最低投資額が1万円からに
2. 資産運用方針を決める質問を簡単に
3. THEOにおまかせモードを開始
最低投資額が1万円からに
開始時の最低投資額が今までは10万円だったのですが、1万円に大幅に引き下げになりました。
お金のデザイン社が2015年にTHEO開始前に実施した調査では、希望する投資開始金額は、5万円以下が70.3%という結果だったそうです。
投資初心者の方に、まずは始めてもらうということに重点をおいて、自動積立を併用することによって長期的に資産運用をしやすいような取り組みになっています。
資産運用方針を決める質問を簡単に
一番始めに資産運用方針(リスク許容レベル)を決める際に回答する5つの質問を、投資初心者でも回答しやすい質問へと変更になっています。
今までのTHEO | 新しいTHEO |
---|---|
年齢 | 年齢 |
資産運用の経験 | 現在の年収 |
元本の安全性をどのくらい重視するか | 毎月の貯金の目安 |
投資した資産が値下がりした時に どの様な行動をとるか |
現在の金融資産額 |
インフレが起きて、手持ちの資産が 目減りする心配をどのくらいするか |
THEOをいくらから始めたいか |
投資をしたことがない初心者でも答えやすいような質問に変更されました。
これなら比較的簡単に回答できるのではないでしょうか。
「THEOにおまかせ」モードを開始

メニューに「おまかせ運用」という項目ができていて、「THEOにおまかせ」をオン/オフできるようになっています。
「運用プロフィール」によって自動的に資産運用方針が決められ、今までよりもさらに「おまかせ」している感が出ています。
せっかくなので、「THEOにおまかせ」をオンにしてみました。

僕の場合は、グロース 54%、インカム 33%、インフレヘッジ 13% となりました。
以前よりグロースが増えて、インカムとインフレヘッジが減りましたが、このまま運用していこうと思います。
まとめ
ロボアドバイザー「THEO(テオ)」は最低投資額が1万円からになり、設定方法もわかりやすく簡単になったことから、今まで投資をしたことがなかった初心者でもより始めやすくなったと思います。
これで間口が広がって、たくさんの人に利用されるサービスになれば、手数料の値下げなども期待できるので、今までの利用者にとってもメリットになると思います。
いままで貯金しかしたことがなくて、資産運用に興味があるという方は、1万円から投資可能なTHEOから始めてみてもよいかと思います。
↓ロボアドバイザーについて、もっと知りたいという方は以下の記事もどうぞ。