Paccoin(PAC)のPoSマイニングやってみた。買い方と設定方法。

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Paccoinマイニング

Paccoin(パックコイン、$PAC)というのが話題になっていたので、PoSマイニングをやってみることにしました。

Paccoinは草中の草コインなので、購入する場合は「宝くじ」ぐらいの感覚で購入すべきです。
投資額が無くなってもいいやと思える金額でどうぞ。

Scam(詐欺コイン)だとか、中身がないだとか言っている人もいますが、否定はしません。
まだよく分からないというのが現状だと思います。

僕はそれも含めて少ない金額で購入しました。

PoSマイニングとは

PoSマイニングとは、通貨の保有量に応じてマイニング報酬がもらえる仕組みです。
PoSはProof of Stakeの略です。

PoSマイニングの場合、マイニング(採掘)とは言わずにミンティング(Minting、鋳造)と言ったりもします。

Paccoinでは100PAC以上をウォレットに入れておくとマイニング報酬がもらえるそうです。

Paccoinの買い方

Paccoin($PAC)は「Cryptopia」と「Yobit」という取引所で購入できます。
(Cryptopiaは、2018/1/12現在、DOGE建ての取引は停止していますね…)

今回はYobitでの購入方法を説明します。

Yobitにまだ登録していない方は以下の記事を参考に登録してください。
Yobitの登録方法(仮想通貨取引所)

Paccoinは価格が低いので、YobitではDOGE建てで買うのが好ましいですが、ETH建てもあるので面倒だったらETH建てで買ってもいいと思います。
BTC建てで買うとおそらく高くつくと思います。

たとえば、ETHでYobitに送金して、そのままETH建てで買うか、いったんDOGEに変えてPACを購入します。
LTCを送って、LTC→DOGE→PACと変えてもいいでしょう。
BTCだと、BTC→ETH→PACか、BTC→LTC→DOGE→PACのようなルートになります。

Paccoin用ウォレットのインストール

Paccoinのウォレットは公式ページからダウンロードしてください。

「Wallets」のメニューから、自分のOSに合わせて「Linux」「Mac」「Window」の中から選んでください。

この記事では、Windows Walletの場合を説明します。

「PacCoin_Installer.exe」というインストーラーがダウンロードされるので、ダブルクリックして実行します。
インストールはダイアログに従えば、問題なくできるはずです。

Paccoinウォレット

インストールして、アプリを開くと上のような画面になります。
一番下に「ネットワーク同期中…〜38150 block(s) remaining」のような表示が出ますが、とりあえずは無視します。
最終的には、この同期が終わらないとマイニングは始まりません。

ウォレットの暗号化

まずはウォレットを暗号化します。
「設定」の「Encrypt Wallet」を選択します。

パスワードの入力

パスフレーズを入力してくださいと出るので、自分の好きなパスワードを設定しましょう。
長くて複雑なパスワードの方が好ましいですね。

入力したら「OK」を押します。

パスワードを忘れないように!

パスワードを忘れるとウォレットが開けなくなって全てのコインを失うことになりますがいいですか?と警告が出ます。
よければ「Yes」を押します。

暗号化の確認

これでウォレットが暗号化されました。
「OK」を押します。

この警告は、暗号化する前に取ったバックアップは無効になりますよというようなことが書いてあります。

暗号化(ロック)状態

ウォレットの暗号化がされると、右下のところに施錠された鍵マークが表示されます。

暗号化されたままだと、マイニングを始めることができないのでロック解除する必要があります。

デバッグウィンドウ

ロック解除の方法は、なぜか「ヘルプ」の「Debug window」から行います。

コマンド入力でアンロック

「Debug window」の画面の下の方にコマンドを入力する欄があるので、
walletpassphrase 自分のウォレットのパスワード 9999999
と入力して、キーボードのEnterを押します。
9999999 は、ロック解除をする秒数です。

アンロック状態

ロック解除をしてアンロック状態になると、右下の鍵マークが開いた状態になります。

ウォレットへPACを送金する方法

ウォレットにPaccoinを入金する方法を説明します。

ウォレットの入金用アドレスをコピー

まずはウォレットの入金用アドレスをコピーします。
ウォレットのメニューの「Receive coins」をクリックします。

入金アドレスのコピー

上のような画面になるので、アドレスのところを右クリックして「Copy Address」を選択すると、入金用アドレスをクリップボードにコピーできます。

Yobitからの送金

Paccoinの送金(Yobit)

Yobitから送金する場合ですが、Yobitの上のメニューの「Wallets」を選択します。

PACの行を探して、「ー (マイナス)」ボタンを押します。

Paccoin出金

上のようなダイアログが出るので、先ほどコピーしたウォレットのアドレスを貼り付けて、送金したいPACの数量を入力します。
手数料を引かれた額が下に自動計算で表示されます。

「Withdrawal request」ボタンを押すと、送金されます。

ウォレットに着金するまでに数分かかると思います。

着金して、同期がまだ完了していない状態だと「未確認:」のところにPAC数量が表示されると思います。
同期が完了すると、「残高:」のところにPAC数量が反映されます。

同期完了

同期が完了すると、右下のところにチェックマークが表示されます。
同期が完了するには、Windowsで数時間、Macでは数日かかるようです。

PoSマイニングの開始

これでPoSマイニングの準備が整いました。

実際にPoSマイニングが開始されるには、30日間ウォレットを起動させておく必要があります。(熟成)
30日後からマイニング(ミンティング)が開始されるようです。

僕はまだ30日経ってないので、どのように報酬が付与されるかはわからないです…
報酬がもらえたら、また報告したいと思います。

ウォレットのバックアップと復元

Paccoinウォレットのバックアップをしておきましょう。

ウォレットのバックアップ

バックアップは、「ファイル」-「Backup Wallet」を選択し、「wallet.dat」という名前で保存します。

バックアップの復元方法は、新しいパソコンにPaccoinウォレットをインストールし、以下のフォルダの中に「wallet.dat」があるので、それをバックアップしたファイルで置き換えれば完了です。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\paccoin

ウォレットを起動して同期が完了すれば、PAC保持数量も戻ってきます。

アプリの強制終了が発生

アプリの強制終了

僕の環境だけかもしれませんが、たまに「paccoin-qt.exeは動作を停止しました」というダイアログが出て、ウォレットアプリが強制終了してしまうことがあります。

この場合は、仕方ないので「プログラムの終了」を押して、またウォレットアプリを立ち上げなおします。
その際、ロック状態にまた戻るので、Debug windowでパスワードコマンドを再度入力し直す必要があります。

まとめ

Paccoin ($PAC) のウォレットのインストール方法や設定方法、PoSマイニングのやり方、Paccoinの買い方について説明しました。

草コインなので、余剰資金で投資して、あまり期待しないでおくのがいいですね。

価格もあがってくれると嬉しいですね。

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