
ソーシャルレンディングの「クラウドクレジット」で投資していた、「【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド15号」が10月6日に無事に満期を迎え、全額償還(返済)および分配金がもらえたので、その報告です。
クラウドクレジットは分配金が毎月分配ではなく、ほとんどの案件が満期一括返済のため、2017年2月に投資を開始してから初めての分配となりました。
投資したファンドの概要
投資していた「【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド15号」の概要は以下の通りです。
- 当初販売金額:1,000万円
- 期待利回り:9.7%
- 運用期間:2017年3月3日〜2017年9月30日
- 通貨:ユーロ建て(円ヘッジ付き)
- 商品内容:東欧の金融事業者グループに対する、個人向け融資の原資としての貸付

僕はこの案件に6万円を投資していました。
運用期間が7ヶ月とわりと短く、為替ヘッジありで期待利回り9.7%と高利回りなのが気に入ったため、この案件に投資しました。
運用結果(実績)
はたして結果はどうだったのでしょうか? 運用結果は以下の通りです。

- 投資元本:60,000円
- 分配金:3,264円(税引前)
- 実現利回り:9.6%
6万円投資して、約7ヶ月運用で分配金(税引前)は3,264円となりました。
返済遅延もなく、期待利回りとほぼ変わらずで満期償還となりました!
詳細は運用報告書をご覧ください。
・【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド15号運用状況についての満期時報告
為替ヘッジについて
ちなみに同じ時期に運用されていた「東欧金融事業者支援ファンド10号(為替ヘッジ無し)」は為替の影響でなんと実現利回り30.7%となっていました!
運用開始時に1ユーロ約120円だったのが、運用終了時に1ユーロ約132円になったためです。
為替ヘッジは円高になるときはリスク回避になるけど、円安になるときは為替ヘッジ無しの方が利益が出るということが分かりました。
円高になるか円安になるかはなかなか予想できないところなので、むずかしいところですね。
逆に円高になったときは為替ヘッジ無しの場合は損してしまうので、リスクを低く抑えるなら「為替ヘッジあり」ですね。
再投資
返還された資金で、以下の2ファンドに3万円ずつ再投資しました。
- 東欧金融事業者支援ファンド32号 (7ヶ月/6.9%)
- 【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド18号 (13ヶ月/12.0%)
毎月分配ではないのがちょっと嫌だったので、返還されたら資金を回収してクラウドクレジットからは撤退しようかなとも思っていたのですが、やっぱり今後も引き続き投資してみることにしました。
今後の分配予定

以前見づらかった管理画面も、改善されてかなり見やすくなりました。
マイページで「分配チャート(予定分配スケジュール)」が見れるようになって、すごく分かりやすくなりました。
現在クラウドクレジットでは元本12万円で運用していて、次は2018年の2月と3月に分配(償還)される予定です。
もう少し資金を追加して分散投資すれば、ほぼ毎月分配されるようにもできるのかなと思いました。
まとめと感想
利回り9.6%と高い利回りで回収できたのがよかったです。
他の案件では返済遅延が発生した案件もあったので少々不安もあったんですが、遅延無しの満期償還だったので安心しました。
クラウドクレジットは毎月分配ではないのが初心者としては安定感に欠けて不安になるところですが、結果的には同じことなので気の持ちようかなと思います。
海外の案件というところも不安要素をあおるところではあるんですが、主要株主に伊藤忠商事がいるので会社の信頼度的には高めかなと思います。
案件分散をしつつ、今後もハイリターンを目指して投資を続けていこうと思います。
管理画面も少しずつ改善されて、以前より格段と見やすくなったのも好印象です。
▼リンク
・ソーシャルレンディングならクラウドクレジット
